2016年09月25日

がん遺伝子検査し治療方法を提案 最先端診療に取り組む岡山大病院より発表

抗がん剤が効かなくなった人や、一般的な
治療法がない希少がん患者に対し、遺伝子を
解析する最新の検査を基に、

治療方法を提案する最先端の診療に岡山大病院
(岡山市北区鹿田町)が取り組んでいる。

昨年末に中四国、九州で初めて開設された「
抗がん剤適応遺伝子検査外来」だ。

保険適用外ということもあり、これまでに
検査を受けたのは10人にとどまるが、
新たな治療の方向性が定まるケースが出ている。

検査は、患者から採取したがん組織を
米国の専門機関に送り、発がんのメカニズム
や治療の研究が進められている遺伝子
約200種類の変異を調べる。

遺伝子の変異が見つかれば、検査機関は
国内の未承認薬や臨床試験段階のものも
含めた抗がん剤の中から、効果が
期待できる薬を提示する。

これを受けて、岡山大病院の専門医らが
新たな治療方針を協議する。

遺伝子検査外来開設から9カ月間で10人を
検査し、うち5人は頭頸部(とうけいぶ)癌や
軟部肉腫などの希少がんの発症に関係した
遺伝子が判明し、新たな抗がん剤の選択に
つながった。

遺伝子検査外来の責任者で腫瘍センター長の
田端雅弘准教授は「がんを引き起こす
遺伝子を突き止めて、治療方法を選択する
最先端の検査。

新たな方針で治療を始めた患者の追跡調査を
して効果を見極めたい」と話している。

変異した遺伝子が分かっても、現段階で
効果的な薬が存在しないことなどもあり、
残る5人は新たな抗がん剤選択に至らなかった。

それでも、効果の見込めない抗がん剤を
回避するなど、治療方針の絞り込みに
つながったという。

ただ問題なのが、保険適用外の検査は
全額自己負担で、岡山大病院の検査費用は
約100万円。

検査する遺伝子を70種類に絞り込んだ
検査でも48万円かかり、電話などで相談が
あっても検査に踏み切れない患者も少なくない。

国内で他に同様の検査を行っているのは、
京都大病院、北海道大病院、
国立がん研究センター<中央病院(東京)
など5施設のみだ。

田端准教授は「各病院の検査結果を
データベース化するなど、情報の共有化
を図りながら、効果を高めていきたい」
としている。





posted by 健康オタクよっつん at 10:45 | Comment(0) | がん遺伝子検査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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